肝斑治療(美容内服薬)について
肝斑の治療薬としてトラネキサム酸とアスコルビン酸があります。
肝斑とは、両頬や額、鼻下に左右対称に出来る薄茶色のシミで、主な原因は女性ホルモンの乱れです。更年期にさしかかって女性ホルモンのバランスが崩れやすい30代後半~50歳位の女性に出来やすいとされています。また肌への物理的刺激も一因です。
肝斑の治療薬として、トラネキサム酸とアスコルビン酸があります。トラネキサム酸は皮膚のメラニンが増えるのを抑えることによりシミが薄くなったり、新しいシミが出来るのを防ぐ効果が期待出来ます。アスコルビン酸は、通称「ビタミンC」です。抗酸化作用があり、シミを薄くし、肌の状態を整えてくれる作用があります。
これらを別々に飲むのではなく、合わせて飲むことで相乗効果が期待出来ます。
さらに、洗顔やクレンジング方法、お化粧方法の見直し、顔のマッサージを控えることも重要です。この治療は即効性がないので根気よく治療が必要です。まずは2~3ヶ月を目安に内服をします。効果があれば6ヶ月~1年ほど継続します。
効果の実感は個人差があるので、確実にシミが消えるというものではありません。
診察や飲み薬は自費診療となります。気になる方は一度ご相談下さい。
料金(消費税込)
美容内服薬
シナール 90錠 | 1,650円 |
---|---|
トランサミン 90錠 | 2,750円 |