尋常性白斑について
尋常性白斑は、皮膚の色が白く抜けてしまう病気です。
原因としては、自己免疫疾患の一種ではないかと言われています。細菌やウイルスなどに対する外部の防御に働いている免疫が、なんらかの理由で皮膚のメラニン色素細胞を攻撃してしまい、結果メラニンが部分的になくなります。白斑は体のどこにでも出来、痛みや痒みはありません。内臓疾患との関係もありません。一般的には、まず親指の先ぐらいの大きさの白斑が2、3個出来ます。白斑はくっきり色が分かれていることが多く、白い色んな表れ方をします。
治療は、塗り薬や、紫外線を照射する光線療法です。光線療法は治療結果の見た目も自然になりやすく、刺激感も少なく負担が少ない治療です。週に1~2回を半年程続けていくことが多いです。