おむつかぶれについて
おむつかぶれとは、おむつが直接肌と擦れたり、雑菌が増えるため皮膚が炎症をおこすことをいいます。
症状は、赤い小さな湿疹が出来たり、肛門周囲や、おむつのギャザーのあたる太ももの付け根やお腹周りが赤くなります。悪化すると、おしり全体が赤くなり、皮膚のただれた部分から出血することもあります。おむつかぶれの原因の一つは、長時間おむつの中で尿や便が赤ちゃんの皮膚に触れることです。新生児から離乳食前のお子さんの場合、排泄物は水っぽいため、おむつの中が蒸れやすくなるため注意が必要です。治療はこまめにおむつを交換し、肌に尿や便が触れる時間を短くし、おしりを乾燥しておくことです。尿や便のあとは、おしりを洗うか、おしりの汚れをきれいに優しくふき取り、乾燥させてからおむつを着けることが大切です。
おむつかぶれは悪化する場合や、改善しない場合はカンジダ症の可能性もあるため、早めの受診をして下さい。